シチズン　レオパール　クォーツ

CITIZEN LEOPARD　7933-781238 TA

LEOPARDは動物の「豹」という意味です。日産の自動車は「レパード」（トヨタ　ソアラのライバル車）と読ませていましたが、シチズンでは「レオパール」。つまりフランス語の読み方にしていました。

レオパールは1970年代の初頭に、セイコーの「キングセイコーハイビート」などに、対抗して作られた高振動腕時計（自動巻・オートマチック）として一世を風靡しました。特に8振動と10振動のものは「スーパービート」と呼ばれ、現在でも人気があります。

しかし1970年代のクォーツ化の流れにより、「レオパール」もクォーツ化されていきました。オートマチック時代とは違い、ドレスウォッチのようなデザインとなりますが、「豹」の精悍さも意識しているように感じます。

このレオパール「7933-781238」は1982年製。防水は100m。使われているムーブメントは7933Eで、「エクシード」などにも搭載されていました。ケースはSSSH（ステンレス）、電池はSR916SWです。

ケース幅は31mm、厚さは10mm。