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ミリタリーウォッチコレクションは、イギリスのイーグルモス社が制作した「付録付きパートワーク」の日本語版で、日本では2015年に発売されました。 パートワークというとデアゴスティーニが有名ですが、イーグルモスも世界的に有名で、ヨーロッパ、アメリカ、アジアなどでシリーズを出版しています。 ミリタリーウォッチコレクションは名前のとおり、世界各国の軍隊で使用されるミリタリーウォッチのコレクションと思いきや、それは大間違い。てっきりレプリカの時計が付いていると思って購入した人も多いようです。もっとも宣伝はそう誤解させるような内容で行われています。 本の表紙に小さく「インスパイアードモデル」と書かれているのが「ミソ」。雑誌の本文に説明が書かれていますが、イラストレーターがインスパイアされた物、つまり触発されたり、ひらめいた物を時計化したということです。けっしてレプリカではありません。 第1号は「ドイツ軍航空兵」となっていますが、本文にはドイツ空軍の時計が作られた経緯が簡単に載っているだけで、当時の時計の具体的な仕様や説明はまったくありません。それどころか実物の写真さえ載っていません。 それでも付録の時計が良ければ、誰も文句を言わないと思うのですが、これがひどい。簡単に言えば「安っぽい」「でかい」「使えない」という感じです。 ケースはいちおう金属製ですが、メッキのレベルが悪くて安物のおもちゃと変わりません。文字盤はデザインが下手でカッコ悪い。もっとも時計のデザイナーじゃなくて、ただのイラストレーターがデザインしたのですから当たり前です。 ケースの大きさは直径47mm。腕周り約17cmの私でも腕からはみ出してしまいます。ベルトは本革ですが、見た目は合成皮革に近いです。ベルト幅は24mm。 実物のフリーガーウォッチに似てない訳ではありませんが、やっぱり質感などは全くダメ。正直に言えば、こんなものカッコ悪過ぎて、外に付けて出る訳にはいきません。家で死蔵品としてコレクションしておく他はないです。 |
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