シーマ　クォーツ　719

CYMA　QUARTZ　719

「CYMA」は。1862年にヨセフとセオドアのシュオブ兄弟によって設立されたスイスの時計メーカーです。1920年代はスイスで一番大きな時計メーカーでしたが、戦後になると他の時計メーカーの台頭もあり業績が悪化。さらにクォーツショックの追い打ちにもあって、1969年にSynchronAGの傘下となります。

その後も経営権が移り変わり、現在は香港の会社の傘下にありますが、本社はスイスに置いて腕時計の販売を続けています。→公式サイト

ヨーロッパ・アメリカ・アジアなどで販売されている時計は、オートマチックがメインですが、近年日本ではシーマジャパン?が独自にライセンシーを取得しており、ETA製のクォーツムーブメントを使って国内生産した時計が販売されています。

CYMAの名は「頂上・頂点」を意味するフランス語「CIME」と「シュート（発射・射撃）」を意味するラテン語「CYMA」に由来します。

719はメンズ用の薄型クォーツ。ムーブメントは小さいので、レディスモデルと共用かもしれません。ムーブメントはスイス製の「PUW　9200-9320」です。PUWはもともとドイツの時計メーカーで、1990年代にスイスのSMH（現スゥォッチグループ）に買収されました。

電池はSR621SWが標準のようですがSR616SW、SR626SWでも稼働しました。

（仕様）
・ケースサイズ：（タテ）34mmX（ヨコ）29mmX（厚さ）6.7mm
・ムーブメント：PUW　9200-9320
・電池：SR621SW（364）