TOP > 腕時計のコレクション > CASIO

カシオ Gショック DW002J-1B

CASIO G-SHOCK DW002J-1B



カシオ Gショック DW002J-1Bは、Gショックが社会現象となった1994年の11月に発売されたモデルです。

カラーはブラックXグレー(J-1B)の他に、ブラックXグレーXイエロー(DW002J-1)、レッドXブラック(DW002J-4)、グレーXパープル(DW002J-8)、グレーXイエロー(DW002J-9)、イエローXグレー(DW002J-9B)がありました。価格は12,000円。

1983年に発売されたGショックですが、当初のユーザーはスキーやマリンスポーツ、キャンパーなど、スポーツやアウトドア派の人たちに人気がありました。雑誌でいうと「BE-PAL」などにも取り上げられていました。

1980年代の後半になると「DIME」や「モノマガジン」「グッズプレス」などの雑誌に取り上げられて、広く知られる存在となり、一般の人たちにも使われるようになります。
1988年のボーイズサイズの「DW-500C」(通称コンパクトG、ジュニアG)の登場により、女性ユーザーが増え始めます。この頃は「日経トレンディ」(1987年)が発売されたように、流行には敏感な時代で、女性とGショックという組み合わせは新鮮だったため、マスコミでもけっこう取り上げられました。そしてこのムーブメントが後に「BABY-G」を生み出します。

その後もアナデジモデルやセンサー、ダイバーモデルの発売などにより人気は上昇し、1990年代の初めにはGショックのブームは始まっていました。

そして1994年には限定品の「イルクジモデル」や、「BABY-G」の発売と予想を超える大ヒットによってGショックは社会現象化していきます。
この年に封切られた映画「スピード」(日本では1994年12月公開)によって、Gショックのブームが到来したかのように書かれているものもありますが、これは間違いです。

映画で使われたDW-5600C-1V(真正スピードモデル)は、1986年の発売でしかも海外仕様。当時買いたくても国内の流通量はわずかしかありませんでした。
しかしCASIOも商売上手で、1996年6月には復刻版のDW-5600E-1(国内仕様)とDW-5600E-1V(海外仕様)を発売。そしてしだいに5600系はすべて「スピードモデル」と呼ばれるようになります。


DW002J-1Bのデザインは、カプセルで包み込んだようなデザイン「カプセルタブ」をコンセプトにした「ネグザグス」。
ケースは樹脂製で、耐衝撃構造(ショックレジスト)は新型のショックアブゾーバーを装備しています。裏蓋部分にも潜水ハッチをイメージしたというリアカバーが付いています。風防はミネラルガラス。ベルトは樹脂製です。

バックライトはブルーグリーンのEL(残照時間は 秒)で、発光時に「G」のマークが浮かびあがるフォックスファイヤータイプになっています。電池はCR2016です。


(仕様・機能)
・防水:20気圧
・精度:平均月差±15秒
・電池:CR2016
・電池寿命:約5年

・ショックレジスト構造
・ストップウォッチ(1/100秒、24時間計、スプリット付き、目標タイム報知)
・アラーム・時報
・タイマー(セット1秒単位、最大セット60分)
・オートカレンダー
・ELバックライト(残照機能、ブルーグリーン)




裏蓋

ムーブメントと電池





TOP
SEIKOの腕時計
ALBAの腕時計
Citizenの腕時計
CASIOの腕時計
Orientの腕時計
swatchの腕時計
メーカー別の腕時計
年代別の腕時計
カテゴリー別の腕時計
腕時計用の工具
100円ショップの交換電池



CASIO Gショック DW002J-1B B級腕時計コレクション

inserted by FC2 system