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温度や高度などが計れるセンサーウォッチは、デジタル時計の低価格化が一段落ついた1980年代始めから登場します。すでに、この頃のデジタル時計は安価なモデルでも時差が少なく、デュアルタイム、クロノグラフ、タイマー、アラームなどが組み込まれていました。 腕時計はデジタル時計になったことで、マイクロプロセッサ(マイコン)を搭載しました。このマイコンにいろいろなセンサーを組み合わせて、そのデータをメモリに記憶し、液晶画面に表示させてやれば、腕時計に時間以外の豊富な機能を持たせることが可能でした。例えばシチズンは「ソーラーセンサー」に光センサーを搭載し照度計の機能を、さらに温度センサーを搭載した「サーモセンサー」などを発売しています。 メーカーにしてみれば付加価値をつけて値段を上げて、一般の安いデジタル時計と差別化する狙いもあったのだろうと思います。 CASIOでも1989年のセンサーウォッチ「BM-100WJ」がヒットしたのを受けて、センサー付きの腕時計を続々と発売しました。この「サーモセンサー」もそのひとつで、内蔵の温度計で気温を計測し、リアルタイムと過去5時間分の気温の変化をグラフで表示する機能を持っています。 TS-210の発売はプロトレックが出る少し前なので1993〜94年ごろだったと思います。当時はよくスキーに出かけていたので、特に春スキーの時にウェアを脱いだり着たりするのにけっこう便利でした。 サーモ以外の機能は日の出・日の入時刻表示(経度・緯度・時差の入力が必要)とストップウォッチ、カレンダーにライト。温度の計測範囲は-20度〜+60度で計測精度は±3度以内。時計の精度は月差±20秒以内となっています。 ケースはプラスチックですが風防はドーム型のミネラルガラス、裏蓋はステンレス、ベルトはウレタンです。電池はCR2016で電池寿命は約3年。 (機能・仕様) ・精度:平均月差±20秒 ・電池:CR2016 ・電池寿命:3年 ・温度の計測:-20度〜+60度(精度±3度) ・日の出・日の入時刻 ・カレンダー ・ストップウォッチ |
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